三木聰

三木 聰(みき さとし/MIKI Satoshi)

中国の福建地方を中心とした明清時代の社会経済史を研究しています。関連して20世紀半ばにおける土地改革の問題、或いは伝統中国の法文化と密接に関わる“図頼”という行為についても研究を行っています。

略歴

1974年3月北海道大学文学部史学科卒業。1980年3月北海道大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、1983年8月北海道大学助手(文学部東洋史学第一講座)となる。1990年4月高知大学助教授(人文学部文学科)、1995年4月高知大学教授(人文学部人文学科)を経て、2002年4月北海道大学大学院文学研究科教授(歴史地域文化学専攻)となる。

主な業績

著書

  • 『伝統中国と福建社会』汲古書院、2015年
  • 『明清福建農村社会の研究』北海道大学図書刊行会、2002年
  • 『盗みの文化誌』(共著)青弓社、1995年

編著

  • 『宋─清代の政治と社会』汲古書院、2017年
  • 『伝統中国の訴訟・裁判史料に関する調査研究』平成16年度~平成18年度科学研究費補助金(基礎研究(B))研究成果報告書、2007年